去年10月の台風19号で越辺川が決壊するなどし、大きな被害が出た川越市。台風シーズンを前に災害時の行動計画＝「マイ・タイムライン」を作成する講習会が川越市東部地域ふれあいセンターで開かれました。 講習会には、川越市東部の南古谷地区の自治会長や役員などおよそ40人が参加しました。 はじめに、市の河川課の職員がハザードマップをもとに、南古谷地区で想定される浸水被害について説明しました。 担当者は、荒川などの堤防が決壊した際、川の近くの住宅では、2階まで水が押し寄せる5メートル以上の浸水が想定されるとし、その際は、高い場所に避難する「垂直避難」ではなく、より遠くに、安全な場所に移動することが必要と強調しました。 続いて、参加者たちは『逃げ遅れゼロ』に向けた効果が期待される「マイ・タイムライン」を作成しました。 自身の災害リスクを確認し、高齢者、乳幼児の有無など家庭の状況を考慮したうえで、災害時の避難行動を時系列的に整理しまとめていきます。 参加者はハザードマップを見ながら自宅の想定浸水などを確認し、避難判断のためのサポートツールを完成させ、万一の台風、大雨被害に備えていました。
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August 24, 2020 at 04:51PM
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