Sunday, December 5, 2021

星総合病院跡地計画、複合施設は7階建て 25年春の開設目指す - 福島民友

terasibon.blogspot.com

 星総合病院が郡山市大町の同病院跡地に計画している複合施設は、地域住民の健康増進を後押ししたり、多世代が交流したりする機能を備えた7階建ての建物になる見通しとなった。2025年春の開設を目標に来年6月から旧病院を解体、23年春に新施設の着工を見込む。病院が移転した13年から約10年を経て、利活用が注目されていた跡地の再開発が大きく動きだす。

 星総合病院が5日までに複合施設の建設計画をまとめた。敷地面積は約5200平方メートル、建築面積は約3200平方メートル。多目的レストランでは食育を意識したメニュー提供や料理教室の開催を想定し、スポーツジムでは医学的な知見を取り入れたプログラムを展開。健診などを通じて住民をサポートする「ヘルスプロモーションセンター」など各階の機能を連携させ、地域の健康づくりに貢献する。

 地元で生産された野菜や加工品の売り場を設けるほか、主に高齢者の入居を想定した賃貸住居46戸、定員60人の保育所も設ける方針。同病院は老朽化で移転が計画されている県立乳児院の指定管理候補者に選ばれており、乳児院も複合施設の一部として整備する。

 複合施設の建設費は約85億5000万円、病院跡の解体費は約10億円となる見込みで、市の補助金を活用する。

 星総合病院は13年1月、現在の郡山市向河原町に移転した。同市の中心部にある旧病院は東日本大震災で損壊したが、震災後の公費解体の対象外とされて当時のまま残っていた。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 星総合病院跡地計画、複合施設は7階建て 25年春の開設目指す - 福島民友 )
https://ift.tt/3lEGZnn
Share:

0 Comments:

Post a Comment