大手クラウドファンディングサイトKickstarterは、「よりオープンで協同的な分散型の未来」に移行する中で、これから開発するオープンソースプロトコルを通じて中核機能を分散化すると発表した。今後数週間のうちに、その概要を記したホワイトペーパーを公開するという。
提供:Getty Images
Kickstarterは次のように述べた。「パブリック型ブロックチェーンを採用し、世界中の協力者や独立系の貢献者、さらにはKickstarterの競合企業も、足がかりにしたり、接続したり、利用したりできるようになる」
採用予定のブロックチェーンは「Celo」で、Kickstarterによるとカーボンネガティブ(CO2排出量が実質マイナス)だという。
同社は、この新プロトコルを開発する独立した組織を創設し、資金を提供して最初の取締役を任命し、最初の顧客になるという。
「ユーザーから見て、馴染みのあるKickstarter体験は今後も変わらない。ユーザーがプロトコルを『目にする』ことはないが、プロトコルの改善によるメリットは受けられる」(同社)
同社は、プロトコルのガバナンスを監視するラボも創設するという。
「ブロックチェーン技術は強力なツールであり、政府や巨大企業しか把握できないほどの規模で、人々の分権化された分散型ネットワーク(実質的には、新形態のネットワーク化された組織や経済圏)を構築、調整してくれる」(同社)
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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