2030年に350万台の販売を計画、EVに巨額の投資
トヨタは2021年12月の説明会で、市場に投入予定のEV16モデルを一挙に披露した(写真:尾形文繁)
「トヨタから事前説明はいっさいなかった。おそらくトップダウンで決めたのだろう」。
トヨタ自動車は2021年12月、EV(電気自動車)の2030年世界販売台数を350万台とする計画を発表した。FCV(燃料電池車)と合わせ200万台だった従来計画から、EVのみで150万台引き上げた。冒頭のトヨタ元役員であるグループ部品メーカーの首脳は大幅な上乗せに戸惑いを隠さない。
EVに4兆円を投資
トヨタは2030年までに乗用車から商用車までフルラインナップでEV30車種を投入する。説明会では同社初のEV専用シリーズなど、今後投入予定の16モデルを一挙に披露。
本気度は、投資額からも明らかだ。2030年までの車載電池向け投資は、従来計画から5000億円増の2兆円に拡大。車両開発を含めるとEVに4兆円を投資する予定だ。
トヨタは、強みとするHV(ハイブリッド車)やFCVと比べ、EVについては従来多くを語ってこなかった。
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