浜松市が遠州灘海浜公園江之島地区（南区）で進めているビーチ・マリンスポーツの聖地構想で、市は２４日、国際、全国レベルの競技を呼び込む「大会誘致ゾーン」の整備基本計画の概要を明らかにした。ビーチバレーやビーチサッカーなどを念頭に、１７００席の常設観客スタンドを備えたセンターコートとサブコート２面を設ける。
同日の市議会市民文教委員会で、２０２４年７月の供用開始を目指す方針を説明した。市は「全国最大規模のビーチスポーツ施設になる」と強調。使い勝手のいい施設になるよう各競技団体に意見を聞き、詳細な施設設計に生かす。
ゾーンの敷地は３・７ヘクタール。センター、サブの３コートはビーチバレーなら各４面を確保でき、最大１２試合を同時進行できる。ビーチサッカーやビーチラグビーは各コート１試合が可能。国内では、ビーチバレー１０面の広さを備える神奈川県平塚市の「ひらつかビーチパーク」が最大級とされ、これを上回る規模になるという。
約４５００平方メートルのイベント広場や約１３０台収容の駐車場も設ける。競技団体の強化合宿誘致なども進め、稼働率を高める。
敷地内には昨年８月にオープンした江之島ビーチコート（縦４０メートル、横３２メートル）があり、これを拡張する。来年２月から基本設計に入り、敷地内に残っている廃止済み競技用５０メートルプールなどを同１０月から解体し、２３年４月に本体工事に着手する。
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August 25, 2020 at 07:00AM
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浜松市、ビーチスポーツ施設拡充 「全国最大規模」計画｜静岡新聞アットエス - ＠S［アットエス］ by 静岡新聞
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