トヨタ自動車は２２日までに、８月の国内生産台数が新型コロナウイルス流行前に立てた計画比で３％減になるとの見通しを発表した。６月は計画比で約４割減、７月は約１割減だったが、８月は当初計画並みに回復する。国内外での新車需要の盛り返しが期待できるためで、トヨタは生産の回復傾向が続くとみている。
８月は当初計画比で約６０００台減になる見込み。国内全１５工場で稼働停止日を設けない予定で、停止日ゼロは３月以来となる。６月は１４工場２５ライン、７月は３工場６ラインで生産を止めていた。岐阜車体工業（岐阜県各務原市）の本社工場の一部では生産縮小を続ける。
トヨタは回復のペースについて「想定を上回っている」と説明、中国での新車需要が旺盛なことに加え、国内でも新型車の受注が好調で生産を押し上げているという。豪雨の影響や新型コロナの感染者が判明し、７月に稼働を止めたトヨタ自動車九州（福岡県宮若市）は、８月に休日出勤を実施し生産を補う。
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July 23, 2020 at 04:44AM
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トヨタの国内生産が計画比3％減に回復 工場停止ゼロへ - SankeiBiz
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