Saturday, March 14, 2020

【医学部受験の現場から(15)】最後まで「待つ忍耐」必要 私立医大の追加合格 河合塾・山口和彦 - 産経ニュース

今年の入試は例年以上にマスク姿の受験生が目立った=2月25日、京都市左京区の京都大
今年の入試は例年以上にマスク姿の受験生が目立った=2月25日、京都市左京区の京都大

 3月上旬は大学の合格発表の山場だといえるだろう。大体3月6日から10日頃までに国公立大ごとに合格発表があり、毎日入試結果が明らかになる。

 国公立大志望の受験生は前期試験で合格すれば入試終了だが、もし不合格なら3月12日の後期試験に向けて、一度下火になりつつあった気合を入れ直さなければならなかったはずだ。

 後期試験は地味だが、これはこれなりに覚悟が必要な入試だ。一方、表向きは派手な国公立大前期試験の合格発表の裏で、私立医大の入試では別のドラマがある。

 私立医大の入試では大半の定員分が終了しているので、3月上旬は一見関係なく見える。

 しかし、私立医大を受験した人の中には、「補欠」として「合格通知待ち」に置かれている生徒が相当おり、この生徒の「補欠」が「合格」に昇格するかどうかと、国公立大前期試験の結果はおおいに関係があるのだ。

 国公立大医学科前期試験の受験生が、私立医大の「合格」を保持したままのケースは非常に多い。彼らがもしも国公立大を進学先に選択すれば、当然私立医大の合格を破棄する。すると、私立医大はそれに応じて「補欠」の人を正規の「合格」に上げて定員を埋めることになる。

 しかも、複数の私立医大の「合格」や「補欠」を持っている受験生もいるので、大きな流れがここで巻き起こる。

 「合格」を破棄すると簡単にいうものの、合格資格を押さえるためにいったん納めた入学金は、返金されないことは覚悟が必要だ。返金対象となる授業料と違い、私立医大の入学金はある意味、国公立大合格発表までの、期間わずか2週間程度の掛け捨て保険のような性格といえる。

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March 15, 2020 at 11:00AM
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