Monday, August 2, 2021

バブル時代の日本人はなぜ24時間頑張れたのか? - JBpress

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日本社会を変えるウェルビーイングの大潮流(5)

    1985年9月22日に先進5か国 (G5) 蔵相・中央銀行総裁会議が行われ「プラザ合意」が発表されたニューヨークのプラザホテル(2015年8月19日撮影、写真:ロイター/アフロ)

    「ウェルビーイング」という新しく大きな潮流は、日本人のライフスタイルをどのように変えるのか? また、それに応じてどんな新しい産業や市場が生まれるのか? 消費者目線で社会トレンドをウォッチし続けてきた統合型マーケティング企業「インテグレート」CEOの藤田康人氏が考察していく。(JBpress)

    空前の「カネ余り」が生んだバブル景気

     バブル崩壊後の失われた20年が30年になり、2010年にはGDPも中国に抜かれ3位に転落。コロナ禍の中、政治も経済も混迷を極め、国際社会での存在感がどんどん薄れがちなのが、残念ながら今の日本の現状と言えるでしょう。

     では、日本が幸せだった時代はいつか? 50代以上の人にこれまでの人生を振り返ってもらい「日本が幸せだった時代」を挙げてもらうと、おそらく多くの人が、空前の好景気に沸いた1980年代後半から1990年代初頭までの「バブル時代」と答えるのではないでしょうか(70代以上の人に同じ質問をしたら、1960~70年代の「高度経済成長期」と答えるかもしれません)。

     今回はウェルビーイングの観点から「バブル時代の幸福」を考察してみたいと思います。

     1985年の「プラザ合意」(ドル高是正)後に円高が進むと日銀は徹底した低金利政策をとります。その結果、空前の「カネ余り」が起きたことがバブル景気の始まりでした。

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