水害避難の住民の行動 時系列に 事前計画をモデル地区で作成へ
[2020/03/08]
豪雨災害時の逃げ遅れによる犠牲を防ぐため、群馬県は新年度から、住民自身が時系列に沿って避難行動を事前に決めておく「マイ・タイムライン」の普及に取り組む。モデル地区を選定し、住民による作成を支援。昨年の台風19号（令和元年東日本台風）の被害を受け、2050年に向けて掲げた「自然災害による死者ゼロ」を目指す。
県河川課によると、モデル地区は、避難判断の参考になる水位基準を定めた水位周知河川が流れる自治体を中心に設定を見込む。これらの河川では浸水の深さや継続時間などを地図上に示した洪水浸水想定区域図が作成、公表されている。
タイムラインは、国土交通省の機関が作成した 教材「逃げキッド」を活用する。これまで 県の出前講座で「子どもにも教えやすい」「分かりやすい」などと 好評だったことから選んだ。
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March 08, 2020 at 04:11AM
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