Wednesday, March 4, 2020

「悩み共有したい」障害ある子の育児本作成へ 福岡・小郡のグループ - 西日本新聞

 子どもに障害があると分かったとき、どこへ相談したらいいか。どんな多様な障害があり、それに応じてどんな支援機関や事業所があるか。多岐にわたる親の戸惑いに「お守り」として寄り添うガイドブック「つなぐてとて」を作ろうと、福岡県小郡市のグループ「あっとほーむ」が奮闘している。

 20~70代のメンバー8人は、障害のある子がいる親や障害のある人、施設で働く人などさまざま。市のまちづくり講座「小郡魅力化計画」で知り合った。

 中本由美子さん(49)は「制度など当事者になって初めて知ることばかり。こんな本があれば、との思いで仲間を募った」。デザインを担当した緒方博子さん(45)にも自閉症の子が。「大変なとき、相談相手も場所も無かった。手元で開けば分かる本を目指した」

 本は、市の窓口や事業所の一覧表、利用できる制度といった情報に加え、人によって微妙に異なる障害の特性や親の体験談を、図や写真も交えて盛り込む。

 日下慈(ちか)さん(48)は「(親の)自分一人だけが大変という思いをなくしたい。本が悩みを分かち合うきっかけになり、障害について何も知らない人も手に取ってもらえたら」と話し、イベントも計画している。

 本は約70ページの見込みで、市内の産婦人科や事業所などに置く予定。春の刊行を目指し、クラウドファンディングサイト「グッドモーニング」で15日まで寄付を募っている。事務局=minnanojikka1515@gmail.com

(大矢和世)

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