[ブリュッセル 30日 ロイター] - ウクライナのシュミハリ首相は30日、政府転覆を狙ったクーデター計画にロシアが関与していると指摘した。
ゼレンスキー大統領は26日、ロシア出身の複数の個人が関与する政府転覆計画を察知したと明らかにしたが、ロシア政府関与の可能性については明言を避けていた。
ロシア大統領府は、クーデター計画への関与を否定している。
シュミハリ首相によると、「外部勢力」が野党勢力に影響を及ぼし市民蜂起やクーデターを起こさせようとする動きを情報機関が察知した。ただ「ウクライナ社会に革命のムードはない」と述べ、シークレットサービスが特別捜査を実施していると説明した。
シュミハリ首相は、ロシアが5月のようにウクライナ国境付近に軍を終結させているのは、ウクライナの欧州連合(EU)加盟の勢いを削ぐ取り組みの一環と指摘し、「(ロシアは)何か準備している」と述べた。
また、ロシアの侵略、さまざまな手法を使ったハイブリッド攻撃、国境での軍集結、2014年のクリミア併合が、ウクライナがEU加盟を強く望む主な理由だと述べた。
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