「これまで私や母に対する名誉棄損、侮辱、プライバシー侵害など数多くの違法行為が繰り返されていると考えています。そしてそれらは、仕方のないことだとしてすべて受け入れるには限度を超えていると思います」
秋篠宮家の長女である眞子さま(29)と婚約が内定している小室圭さん(29)が、母親の金銭トラブル問題に関して反論する文書を公開した。批判を浴び続けても沈黙を守ってきた小室さんが反論を公表するのは2019年1月以来で、約2年ぶりとなった。なぜ今のタイミングで動いたのか。
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「誤った情報をできる範囲で訂正することを目的としています」
小室さんの弁護士を通じ、8日に報道各社に配布された文書の特徴は、何と言ってもその丁寧で詳細な主張だ。
新聞社やテレビ局のサイトなどに、そのままの形で公表されているのでぜひ見ていただきたいが、A4用紙24ページからなる文書には文字がぎっしり詰まってほぼ余白がない。このうちの後半13ページが、文書中に出てくる出来事や用語を解説する注釈に充てられている。まるで岩波文庫のようである。
さらに、これとは別に「文書の概要」として4ページが付されており、全部読むのは容易ではないが、冒頭には「本文と脚注あわせてすべてをお読みいただきますようお願い申し上げます」とわざわざ書かれている。
主張は「1文字たりとも書きもらさぬ」という執念を感じるもので、その体裁や文体は、法廷文書を連想させるものであった。弁護士を目指す米国での修行生活の成果を、国民は皮肉にも、自身が関わるトラブルの主張(弁明)という形で目の当たりにすることになったのである。この文書に対し、弁護士の資格を有する橋下徹氏や横粂勝仁氏らが「読みづらい」などと否定的に述べたことが報道を通じて伝わっているが、良かれ悪しかれ、小室さんの個性が出ていることは疑いがない。
では、今回の文書の内容を見てみよう。冒頭で「私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません」とし、「これまで世の中に出回ってきた金銭トラブルと言われている事柄に関する誤った情報をできる範囲で訂正することを目的としています」と、今回の発信の目的をつづっている。
背景には、昨年11月に秋篠宮さまが誕生日会見で、小室家の金銭トラブル問題を念頭に、「見える形」での対応を求められていたことがある。天皇陛下も2月の誕生日会見で「多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」と述べられていた。
からの記事と詳細 ( まるで“法廷文書” 24枚ににじむ小室圭さんの“悔しさ” ネガティブなイメージは払拭されるのか - 文春オンライン )
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