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米共和党のグラム上院議員は25日、バイデン政権が掲げるインフラ投資計画について、共和党が最大9000億ドル(約97兆円)の支出を支持する用意があるかもしれないと語った。これはバイデン大統領の提案の半分にも満たない。
共和党の有力議員であるグラム氏は、FOXニュース・サンデーの番組で、「インフラについて行うべき取引がある」と発言。共和党が断固反対している28%への法人税率引き上げに代わり「インフラ投資を一部支出しない」よう提案し、「いずれ採算が合うと思う」と理由を説明した。
民主、共和両党はバイデン大統領が打ち出した2兆2500億ドル規模のインフラ計画について超党派のアプローチを探る一方、それぞれが一定の目安を示している。法案の上院での可決には民主党議員全員の賛成が必要だ。
一方、両党の交渉の鍵を握る民主党穏健派のマンチン上院議員は先週、バイデン大統領と議会は道路や橋など従来型インフラプロジェクトに集中すべきだと述べた。
マンチン議員は23日、「現時点で最も必要と考えられ、超党派で合意可能な部分は従来型インフラだ。水道や下水管、道路、橋、インターネットに修復の必要があることをわれわれは承知している」と指摘した。
原題:
GOP Senator Floats $900 Billion Trimmed Infrastructure Spending、
Manchin Urges Focus on ‘Conventional’ Infrastructure (1)(抜粋)
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