2021年6月19日 13:19 1698
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本作は1998年の長野オリンピックで、日本が金メダルに輝いたスキージャンプ団体戦を題材にした物語。栄光を支えた25人のテストジャンパーたちの知られざるエピソードが実話にもとづいて描かれる。
本作は1年の公開延期を経て、6月18日に封切られた。田中は「よかった~!です。三度目があるんじゃないかとずっと思っていたから」「今は寂しい9割、うれしい1割くらい。公開が2回飛んでバタバタの中、こんなに超多忙な人たちが集まってくれたことにウルっときちゃいます」「ほんとは2時間しゃべりたい」と率直な心境を明かす。
田中と共演経験の多い土屋は「圭さんは周りの人を『神様みたい』とおっしゃるけど、圭さんこそ神様です」と目に涙を浮かべて語り、山田も「めちゃくちゃ愛される人。人も作品もすごく愛してくれる」とその人柄を絶賛する。彼らの言葉に田中は「ちょっと待って、なんで両隣からこんなに褒められてるんですか? ……みんなに俺のちっちゃい人形をプレゼントしますわ」と困り笑いをした。
舞台挨拶では、実在のテストジャンパーたちからの感謝のメッセージ映像が上映される場面も。山田は「やっと思いを届けられるのがうれしい」と、眞栄田は「皆さんにたくさん支えていただきました。この作品に参加できて本当によかった」と涙する。小坂は「(自身が演じたキャラクターのモデルの)吉泉賀子さんが現場で当時のお話をしてくださったことを思い出して、泣いちゃいそうになりました」としみじみと話した。
続いて座長を務めた田中へ、キャストや関係者からの寄せ書き入りフラッグがプレゼントされた。このサプライズに田中は感激のあまり言葉を詰まらせ、隣で見ていた山田は「すいません、俺が泣くとカオスですよね」と謝りつつ大粒の涙をこぼす。コメントを求められた田中は「ちょっと待って、無理だよ~!」と目を潤ませながらも「みんなからお疲れ様と言ってもらえたみたい。こんなサプライズがあるとは」と喜びを表現した。
最後に田中は「かつて、登壇している人たちがそれぞれ違うタイミングで泣く舞台挨拶があったでしょうか」と笑い、「この作品でできたご縁は、切らさなければずっと続く。“気持ち”のスタートラインを皆さんと共有できたことが幸せでした。エンタメをもっと盛り上げていかなければと思っています」と挨拶してイベントを締めくくった。
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(c)2021映画「ヒノマルソウル」製作委員会
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