バイデン米大統領は24日、インフラ投資計画について超党派の上院議員グループと暫定的な合意に達したことを明らかにした。枠組みの規模は5590億ドル(約62兆円)。バイデン氏の最優先政策課題の一つが実現することになる。
バイデン氏はホワイトハウスで上院議員団から合意案を示された後、記者団に「われわれは合意した」と語った。ただ、同合意案は、共和党が反対している「人的インフラ」にさらに多額の資金を投じる別の法案と並行して進められるとも指摘。「ツートラック(2つの路線)システムになる」と述べた。
共和党のポートマン上院議員は「全てにおいて合意したわけではない」とした上で、超党派議員グループとして計画への支持を得るべく他の議員への働き掛けを始めると語った。
超党派議員グループとバイデン大統領との今回の会談は、インフラ投資のパッケージを取りまとめる取り組みで極めて大きく前進したことを意味する。今回の投資計画は、議会を通過するのに十分な賛成票を民主・共和両党から引き出せる可能性がある。
超党派の上院議員らにとっては、バイデン大統領の支持のみならず、民主・共和両党の議会指導部の理解を得ることも上院全体の支持を確実にするために極めて重要だ。現在上院は与野党50議席ずつ。通常の方法で法律を通過させるためには賛成が60票必要となる。
原題: Biden Says He Has Infrastructure Deal With Bipartisan Senators(抜粋)
(背景などを追加して更新します)
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