Wednesday, June 30, 2021

ニトリ/ニトリホームズ宮原店、計画比13%増で推移 - 流通ニュース

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ニトリホールディングスは6月30日、完全子会社化した島忠とニトリの初の融合型店舗「ニトリホームズ宮原店」(さいたま市)の営業概況を発表した。

<ニトリホームズ宮原店>
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同店は、既存の「島忠・ホームズ宮原店」をリニューアルした店舗で、リニューアルオープンした6月11日~28日までの売上高は、計画比13.0%増、前年比9.9%増、前々年比33.2%増となった。

ニトリホームズ宮原店は、1階にホームセンター、2階に家具・ホームファッションを配置。それぞれ、ニトリと島忠の商品を展開することで、ニトリと島忠のほぼ全ての商品を取り扱い、住まいのことならなんでもそろう幅広い品ぞろえで、ニトリグループ初の「新たなコーディネート店舗」を目指した。

2階の家具売場には、ニトリの主力商品である「NITORI STUDIO」のソファ、ダイニング、マットレスを導入。ホームファニシングでは、機能性商品のNクールシリーズを導入した。そのほか、ニトリが近年注力しているPB大型家電やキッチン用品などの定番PB商品を展開している。

現在、島忠購買改革プロジェクトを発足しており、10億円の経費削減を目標としている。プロジェクトでは、「短期集中的」に購買統合をすすめ、「経費削減と生産性の向上」を目指す。また、備品消耗品を含む汎用材を精査し、削減対象を特定する。

島忠の最大の課題であるPB商品開発に着手し、電源タップ、段ボール、自転車、ハンドソープなど、短期間でPB開発が可能な品目・効果の高い品目から開発に着手している。

<似鳥会長>
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似鳥昭雄代表取締役会長は、「融合型店舗は計画比を超える売上で、期待ができることが分かった。本来ならば、すぐにでも融合型店舗を拡大したいが、島忠にニトリの商品を導入するための什器など投資が必要となる。当社は連続増収増益を一つの経営方針としているので、投資し過ぎると利益が厳しくなる。今年は、ニトリの既存店改装をやめて、年内にもう1、2店舗、融合型店舗をオープンしたいと思う」と述べている。

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