中国公安部は、越境賭博を取り締まる新たな取り組みを発表し、「中国の経済安全保障および公共の安定を維持する」ためのさらなる計画を概説した。
同国公安部の趙克志部長は木曜日、「越境賭博の撲滅」をテーマにした会議を開き、国内で活動するすべての越境賭博組織を壊滅させることの重要性を強調。
「中国領土内にある賭博のための違法な資金調達ネットワークを取り締まり、賭博関連の資本チェーン、技術チェーン、販促経路、ギャンブラーの流れを断固として断ち切ること」が目標だ。
今回の取締りでは、公安部が近隣諸国との国際的な関係強化を図り、越境犯罪に共同で対処すると同時に、中国人観光客を賭博に呼び寄せていると思われる海外観光地の「ブラックリスト」を拡張していく。
「最も強い法的抑止力を実現するべく最大かつ最も重い罰則を用いて、越境賭博の環境を厳しく罰し、防止しなければならない」と同氏は述べた。「賭博を拒絶する頑なな雰囲気を作り出す必要がある」。
中国はこの1年間、越境賭博の防止に積極的に取り組んでおり、賭博に関与した者に自首を呼びかけ、また、中国本土の客を対象としたカジノを開設して国内のアウトバウンド市場を崩壊させているとする海外観光地を対象に、前述のブラックリストを作成してきた。
文化観光部は昨年8月、このブラックリスト制度により、同リストに名を連ねた海外の都市や観光地に向かう自国民に渡航制限をかけると発表。また、今年1月には、同リストの拡張に取り組んでいるとも発表している。
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