◆五輪、リニア関連も
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静岡市が十八日に発表した二〇二〇年度一般会計当初予算案は、一九年度内に新清水庁舎や海洋・地球総合ミュージアム（仮）整備といった大規模事業が債務負担行為として議決されたため、既存計画の準備予算が多く計上され、五輪やリニアなどの施策も目立った。
総額三千二百五十三億円は過去最大規模。東京五輪・パラリンピック関連では、大会を機に外出先や自宅で仕事をするテレワークの普及を見越し、テレワーカーの受け入れ環境を整備。大会中は都内でお茶のまちをＰＲする特設ブースを展開する。
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リニア中央新幹線の南アルプストンネル（静岡市葵区）工事を巡っては、静岡商工会議所と連携し、二〇二七年の開業後のメリットやデメリットを調査する研究会を設立する。田辺信宏市長は「商工会議所から打診を受けて開くものであり、流域市町とは環境保全の面で足並みをそろえていきたい」と話した。
田辺市長が当初予算案のキーワードに掲げる「公共投資を呼び水にした地域のにぎわいや雇用の創出」では、二二年度に供用予定の新清水庁舎や歴史文化施設をはじめ、海洋・地球総合ミュージアム（仮）などの設計や建設費などを計上した。
（五十幡将之）
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February 19, 2020 at 03:11AM
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既存計画の推進に重点 静岡市予算案 - 中日新聞
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