佐賀県は22日、山林での除草作業を省力化しようと取り組んだ小型無人機ドローンによる除草剤の空中散布の実証実験について、「実用化が困難」として導入を断念する方針を明らかにした。農薬の空中散布による環境汚染問題への懸念克服は難しく、林業へのドローン活用計画はスギ生産量日本一の宮崎県に続いて頓挫した。
佐賀県林業課によると、植林した苗木周辺の雑草を取り除く「下刈り」の重労働は林業離れの一因だった。林業の担い手不足に直面する同県は、除草剤の空中散布で下刈り作業の負担を軽減させようと、2019年度に実証実験を開始。21年度までに実用化を判断する計画だったが、当初から環境汚染を懸念する住民の声が上がっていた。
実証実験では、低山でも起伏によりドローンの安定飛行が難しく、一定の高度で散布すると風の影響で想定外に飛散することが判明。「技術的な課題を近々に解決できない」(同県担当者)として計画を断念した。 (金子晋輔)
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October 23, 2020 at 06:06AM
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林業にドローン活用計画「実用化が困難」佐賀県が断念 - 西日本新聞
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