Thursday, February 27, 2020

キリングループロジ 新年度事業計画「ホワイト物流実現軸に」|物流ニュース|物流ウィークリー - 物流ウィークリー

 キリングループロジスティクス(戸叶弘社長)は1月31日、記者懇談会を開催。戸叶社長が2020年度事業計画について説明した。

 2019年を振り返り、売上高は対前年36億円と大幅な増収となり、営業利益は、物流協力会社への外注費用の増加など厳しい環境だったが、固定費の削減で前年より金額と率ともに増益となった。外販売り上げは、車両を増強し、グループ貨物が大幅に増える中で、前年を上回る実績を達成。新拠点を設置しネットワークの強化、既存拠点の保管・荷捌き能力の増強を実施したことも、増収に寄与したとしている。

 また昨年、キリン品質の維持向上のための外販顧客満足度調査は引き続き、高いレベルを維持しているとし、誤配送の発生率は2018年より低減し、ドライバーの事故件数も構内・輸送中ともに減少している。戸叶社長は、「見直すべきところを見直して継続するところは継続し、実力をつけていきたい」と話す。

 昨年9月には、KB、KBC、Me、KHB、KGLの5社で「ホワイト物流」の自主行動宣言を提出。ドライバーをはじめとする人材不足が危惧される中、持続可能な物流の実現へ向け取り組んでいく。

 2020年は昨年掲げたビジョンを引き継ぎ、「運びきる力を向上させる2年目へ」とした。各年度目標値については、2020年度の売上高は755億円、営業利益3.7億円(営業利益率0.5%)と設定している。

 2020年重要課題では、東京オリンピック・パラリンピック大会への対応や、基幹経営管理情報システムの導入準備、ホワイト物流の実現を軸に取り組んでいく。特にホワイト物流への取り組みとしては、ビールパレットの回収を他社と協働で行うことや、鉄道コンテナの利用を進める。また、キリンビバレッジ社は食系届け先について出荷日前々日(D+2)に変更し、出荷準備時間を確保していく。昨年から一部納品先で行っていた現場作業の効率化・負荷軽減のための検品レス、構内滞留時間削減、配車管理・事前受付・構内誘導の一貫したシステム構築などに引き続き取り組んでいく。さらに継続課題として拠点ネットワーク、既存拠点能力増強を行っていく。

◎関連リンク→ キリングループロジスティクス株式会社

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