三井化学株式会社(東京都港区)は、国連環境計画(UNEP)が主催するスタートアップ支援プログラム「2020年アジア太平洋低炭素ライフスタイルチャレンジ(The Asia Pacific Low Carbon Lifestyles Challenge)」に参画し、プラスチック廃棄物削減に貢献する革新的なアジアのスタートアップ企業3社を選出した。
このうちの1社がベトナム企業のAYA Cup社。プラスチックや発泡スチロール製の使い捨てカップに代えて、竹の繊維から製造したリユース可能なカップを協力カフェに供給している。客は5万VND(約230円)の保証金を支払えばカップを持ち帰ることができ、使用後は別の協力店に返せば保証金の返還を受けることができる。
AYA Cup社のほか、中国のREMAKE HUBとブータンのThe Green Roadが選ばれた。今後、三井化学グループは同3社に対し、各社1万USD(約108万円)の助成金を提供するとともに、UNEPと共同で技術指導・運営支援などに取り組んでいく。
なお、「2020年アジア太平洋低炭素ライフスタイルチャレンジ」では、ブータン、中国、インド、パキスタン、タイ、ベトナムの6か国の環境スタートアップ企業9社が選定、表彰された。ベトナムからはAYA Cup社と、ホテルやホームステイ市場を対象に宿泊客が外出するとエアコンなどの電源が自動的に切れる節電設備を供給するAiriot社が選出された。
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May 25, 2020 at 12:02AM
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三井化学と国連環境計画、ベトナムのスタートアップ企業を支援［日系］ - VIETJOベトナムニュース
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