Sunday, May 31, 2020

ガライ、所属クラブのバレンシアに憤激「虚偽の情報を流して僕の名誉を汚した」 - Goal.com

バレンシアDFエセキエル・ガライが、自クラブに対して「僕の名誉を汚した」と批判を展開している。

6月30日でバレンシアとの契約が切れるガライは、ここ最近SNSを通じて退団をほのめかし続け、その後『EFE通信』などのスペインメディアは同選手がバレンシアの年俸270万ユーロという契約延長オファーを断ったことを報じていた。

しかしガライ本人によると、真相は異なるようだ。アルゼンチン人DFはSNSで動画を公開し、次のような声明を読み上げている。

「すべてを明確にしたいと思う。僕の16年のプロキャリアにおいて、こんなことをするのは初めてだ。こうした事態にまで発展してしまって、本当に悲しい。今現在、僕の名誉を汚すキャンペーンが行われている。僕が言及しているキャンペーンを行なっているのは、自分のクラブの人たちだ。ここまで見る限り、彼らはプロフェッショナルとしての自分、もっと言えば、人間としての自分の名誉を汚そうとしている」

「問題が生じたのは、僕が年俸270万ユーロの契約延長オファーを拒絶したとの情報が流されたときだ。それは完全に虚偽の情報だ。自分がクラブに残る意思がないと広めたかったんだろうが、それは完全なる嘘なんだよ」

ガライはバレンシアとの契約延長交渉がこじれた理由を、次のように説明する。

「7月2日、僕の代理人から、ここ数日話されている額よりも低い条件でのオファーを受け取った。そして8月に入ると、(解任された)マルセリーノの件などで、クラブは安定を失うことになった。8月19日、僕はそうした状況に気力を失ってしまい、何とか落ち着くことはできないかと今季以降もプレーし続ける意欲を伝えた。つまりは、契約延長の意思をね。そして、すべては11月13日までストップして、僕は口頭で報道されているよりも少ない額のオファーにイエスと返した。僕たちは口頭で合意して、正式に契約を結ぶことを待った」

「1月7日、僕は契約を結ぶだけの状態だと思っていたが、アラビアでクラブのある責任者から会長の部屋へ行くよう言われ、そこで合意していた条件を変更された。また新たな合意に向けた話し合いが始まったんだ。その新たなやり取りはこれまで一切交渉に関わっていなかったセサル・サンチェスと行われた。そして2月1日、僕は負傷してひざを手術することになった。それでもセラデスとセサルは僕と契約を延長する考えだと伝えてくれた」

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「それから少し経つと、違う選手を獲得するために自分を選手登録から外したいと言われ、僕はそれに応じた。自分の契約延長はどうなるのかと聞いたが、沈黙しかなかった。そして今日まで、僕はどんなオファーも、契約延長の意思も伝えられていない。それが僕の契約延長について起こったすべてだ」

ガライはまた、今なおバレンシアに残留する意思があることも強調している。

「僕はここに残りたかったし、今も残りたいと思っている。バレンシアでは素晴らしい人たちと出会い、良いときも悪いときもファンとともにいることができた。自分を決して一人にすることはなかったし、永遠に感謝をし続けるだろう。僕はここで幸せだったし、今後もそう感じられるならばうれしい。でも現状を見る限り、それは僕次第ではないんだよ」

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