茅野市東部中学校3年生6人が寒天料理のレシピや同市特産の寒天業を紹介するパンフレットを作った。レシピやパンフレットは角寒天とともに袋詰めされ29日、生徒たちが同市宮川の松木寒天産業直売所の「大感謝祭」で直接販売した。
パンフレットなどを作ったのは総合的な学習の時間「開拓」で「寒天」を選んでいる三つの班の6人。
冬の厳冬を生かした同市の伝統的な特産品を知ってもらい、家庭の消費拡大につながればと4月から取り組んだ。寒天料理に詳しい地元の人からアドバイスを受け、夏休みに同社観光施設も訪ね製造過程も勉強した。
レシピ、パンフレットとも200部作り、子どもたちにも好まれるスイーツ系のメニューを提案。「フルーツボンボン」「抹茶ミルクゼリー」など短時間でできる品を選んだ。
対面販売は生徒たちの思いを直接多くのお客さんに伝えられる大感謝祭に合せた。生徒は「いらっしゃいませ」と来店者に声を掛け笑顔で対応した。諏訪市から訪れた男性(75)は「(生徒から)元気がもらえる」と知人の分と合わせて2袋購入。生徒の一人(14)は「自分の声に反応してもらうと、報われる気持ち。レシピが役立ってもらえれば」と笑顔だった。
袋詰めの見栄えは生徒が考え、袋にはハロウィーンにちなんだカボチャの絵なども。初めて中学生の販売体験を受け入れたという同社の熊沢美典さんは、文章をわざわざ平仮名にして小さな子どもにも読めるようにするなど、生徒たちの思いやりや発想に驚いていた。
大感謝祭は30日まで。11月1日からの価格改定を前に寒天などを特売している。
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