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2023年度から5年間で行われる県立高校の再編計画です。 焦点となっていた青森市の青森西と浪岡、むつ市の大湊とむつ工業のそれぞれの統合が正式に決まりました。 これは県教育委員会の臨時会で生徒数の減少などに伴う県立高校再編の第2期実施計画として決まりました。 ★県教育委員会 和嶋延寿 教育長 「今後も県民の皆様のご理解とご協力のもと学校と地域が一体となり本計画を推進してまいりたい」 計画は7月に公表した計画案から統合や学級の数を減らすなどほぼ計画案通りとなりました。 このうち東青地区では青森西と浪岡の2校を統合します。 統合校は青森西の校舎が活用され浪岡地区唯一の高校がなくなります。 下北地区では大湊とむつ工業を統合します。 統合したあとはむつ工業の敷地に新しい校舎を整備します。 2つの統合校はいずれも2027年度に開校します。 統合される4校は募集を停止したあと2028年度末で閉校します。 再編計画を巡っては県教育委員会が計画案の公表後に開いた地区懇談会で統合の対象となった地域の住民から反発の声が相次ぎました。 さらに統合や学級の数を減らすことを巡って対象の市町村などから24件の要望が寄せられました。 大湊とむつ工業の統合案について白紙撤回を求めてきたむつ市の宮下市長は今後の対応を検討すると述べました。 ★むつ市 宮下宗一郎 市長 「子どもたちの可能性を伸長させる教育がどのように行われるのか この統合校というところでそれが全くわからない そうしたなかで統廃合だけが最初に決まった これは私はひじょうに残念だと思いますし改革といっても内容がないと言わざるを得ないということだと考えています」 青森市は浪岡高校の存続に向けて生徒の全国募集を求める要望や寮の設計費の予算化を進めてきました。 ★青森市 小野寺晃彦 市長 「地域の意見を聞かないで決めるということであれば最初から地域の意見を聞くというプロセスをしないでいただきたい 高校再編のやり方について地域の意見を取り入れないでやっていることが確立してしまったことは本当に残念なことですしそこはプロセスのあり方については疑問を呈さざるを得ない」 また地元住民は浪岡地区から高校がなくなることで地域が活力を失うと7000人を超える署名を集め存続を求めました。 ★浪岡高校の存続を求める会 山内栄隆 会長 「地域の意見を聞いていないというかたちに見えますよね 意見聞きますって言いながらやっぱり計画通り進められてしまった」 ★県教育委員会 和嶋延寿 教育長 「反対している皆様にこの計画で理解してもらえるかはなかなか難しいと思っている 意見をきちんと踏まえて統合した学校において皆様の思いに応えられるような教育活動をやっていけるようにしたい」 再編計画が決定したことで統合などに向けて具体的な協議が進められます。
からの記事と詳細 ( 計画案通り統合へ 県立高校の再編計画 (青森県)(青森放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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