
中国放送
広島県内のJAグループが、向こう3年間の方針を決める大会が開かれました。離脱が相次いでいる地域JAの合併について、中央会の会長は、「残る9JAで計画通り再来年4月の合併を目指す」と話しました。 会場には、広島県内のJAグループを束ねる中央会の役員や、各地域JAの組合長らおよそ100人が出席。ほかの関係者はオンラインで参加しました。最大の注目は、離脱が相次いでいる地域JAの合併の行方です。 「JA広島ゆたかが離脱して、9JAとなった。ただ、従来の合併構想とそんなにそん色ないと考える。」 ― 再来年4月の合併を目指すことに変わりない? 「変わりない。」(JA広島中央会 忠末宜伸会長) 県内に13ある地域JAの合併は、主な収入源である金融事業が低金利の影響で苦戦する中、経営基盤を強化することなどが目的です。ところが、3年前にJA福山市が離脱。ことしに入って、JA広島市と尾道市が離脱しました。 3つのJAは、貯金残高の県内トップ3ですが、先々月には貯金残高が最も少ない広島ゆたかも離脱しました。いずれも「急いで合併する必要はない」という理由です。 今後は、残る9JAで協議を進め、再来年4月1日の合併を目指します。実現すれば、貯金残高1兆2900億円、全国7番目の規模のJAとなります。 「人口減少や組合員減少に対応するために組織自体を強固な形に持っていく。そうすることで良質なサービスが提供できる。このことをしっかりと伝えていきたい。」(忠末宜伸会長) 「合併協議が始まって6年。今月から初めて農家の代表への説明会が各地区で開かれます。一義的にはJAの組織を守るための合併計画…。はたして農家の理解を得られるのか、注目です。」(柴田和広記者)
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