Tuesday, November 30, 2021

「国は住民を置き去りに」 馬毛島基地計画 西之表市長が防衛省の対応批判 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

terasibon.blogspot.com
八板俊輔市長

八板俊輔市長

 西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を巡り、八板俊輔市長は30日の市議会一般質問で、防衛省の進め方について「法治国家としてあまりにも地元に暮らす住民を置き去りにしていると感じる」とし、「国と地方が対話し是々非々で議論する関係を築きたい」と強調した。

 「米軍の訓練施設を造るとなれば地元自治体の自治権が大幅に制限される。地元住民の同意は不可欠」と指摘。「米軍訓練施設の設置は国政の重要事項。国会や政府が住民の意思を尊重し、議論を尽くして最善策を決定する。それが民主主義の根幹だ」と訴えた。

 防衛省から馬毛島小中学校跡地の取得、開発会社タストン・エアポート(東京)からは島内3市道の廃止を求められたことについては、市を含めた3者協議の必要性を示した。「それぞれ立場や考えが異なる。協議を重ね、市としては体験活動などでの利活用を図りたい」と述べた。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 「国は住民を置き去りに」 馬毛島基地計画 西之表市長が防衛省の対応批判 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞 )
https://ift.tt/3xG7NbB
Share:

0 Comments:

Post a Comment