Thursday, November 25, 2021

【教員コミュニティの運営ポイント】仲間との連絡手段をつくろう! - EdTechZine(エドテックジン)

terasibon.blogspot.com

はじめに

 仲間集めが終わり、コミュニティ活動をスタートさせると、仲間と定期的に連絡を取り合うことが増えてきます。私もMIEE Talks@Admin.を立ち上げた当初から、仲間の先生たちと一緒にさまざまな連絡手段を活用してきました。職場の同僚とは違い、コミュニティのメンバーは北海道や佐賀など遠方に住んでいる方もいるため、SNSなどのオンライン上でコミュニケーションを図る必要がありました。

 今回は、今まで活用してきたものでおすすめの「連絡手段」を、メリット・デメリットなどを踏まえご紹介させていただきます。

10人以下の少人数でやり取りをしたい

 2人から10人程度の人数でやり取りをする場合は、「チャット型」のやり取りがおすすめです。いくつかご紹介します。

LINEでグループを作成する

 小学校、中学校、高校、大学の同級生のグループは主にLINEを使ってやり取りをしています。

メリット

  • テキストメッセージだけでなく、写真や音声を手軽に送ることができる。
  • 非常に豊富なスタンプがあり、絵文字やスタンプでのやり取りもできる。
  • 電話機能やビデオチャット機能もあり、追加でそのようなアプリをダウンロードしなくてもとても手軽に仲間とやり取りをすることができる。

デメリット

  • 実名を伏せてやり取りもできるため、悪意のある相手の可能性もある。
  • 海外でのシェア率は低く、海外の人とのやり取りには不向き。

Facebookのメッセンジャーアプリ

 MIEE Talks@Admin.ではこのメッセンジャーアプリをよく使っています。メンバー全員がFacebookを使っていることもあり、メンバーの追加・管理もやりやすいのが特徴です。LINEと同じような感覚で、手軽にやり取りできる点も魅力的です。

メリット

  • (原則として)実名でやり取りができる。
  • テキストメッセージだけでなく、電話機能やビデオ電話機能がある。
  • 写真、動画、リンク、PDFやWordのファイルのやり取りもできる。
  • 誰が既読になっているのかわかり、メッセージに対してリアクションを送ることができる(図1)。
図1:メッセージに対してリアクションを送れる
図1:メッセージに対してリアクションを送れる

デメリット

  • メンバー同士の会話が弾むと、どんどんメッセージが流れていってしまい、追うことが難しくなる。そのため、大事な書類の送付や大事な連絡には不向き。
  • 多くの人がチャットに参加し発言数が多くなると、それに応じてアプリからの通知の件数が多くなってしまう。

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