プラントは島での基地整備に使用するコンクリート製造が目的。九州防衛局熊本防衛支局の発表資料によると、発注予定工事は仮設生コンプラントの製作・設置など4件で、公告はいずれも11月、開札は1月を見込む。部品などの製作は島外で、組み立て・設置は最終的なアセス結果を記した「評価書」公告後に島内で実施する。
県によると、同省に「公告前にアセス結果など住民の判断材料が示されるべきで、了承しかねる」と伝えた。塩田康一知事は取材に「プラントを造るかどうかはアセス結果による。地元理解を得ないと進められないのではないか」と指摘。「公告を止める権限はないが、今後も地元の考えを伝える」と述べた。
西之表市の八板俊輔市長は「プラントは自衛隊施設の本体工事に直結する」とし、「調査結果を丁寧に説明し施設整備への住民理解を得て進むべきであり、承服できない」とコメントした。
防衛省は取材に「アセスが終わった際、速やかに施設整備に着手できるよう可能な範囲で準備を進めたい」と説明。県や同市の反応には「引き続き理解を得られるよう努力する。現段階で入札の方針に変わりはない」とした。
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