札幌市での感染の急速な拡大を受けて、政府は、先ほど開いた対策本部で９日からまん延防止等重点措置を適用することを決定しました。
これを受けて道と札幌市は、８日に対策本部会議を開いて、適用にあわせて講じる対策を決定する方針です。
札幌市で感染に歯止めがかからないことから、道は５日、政府に対し、札幌市を対象地域としてまん延防止等重点措置を適用するよう要請しました。
これを受けて政府は、７日午前、感染症などの専門家でつくる政府の「基本的対処方針分科会」に、現在、首都圏３県などに適用されているまん延防止等重点措置の期限を今月３１日まで延長し、９日から北海道など３つの道と県を追加する方針を諮りました。
そして、国会への報告と質疑を経て、先ほど午後５時から開いた対策本部で適用を決定しました。
これを受けて、道と札幌市は８日、それぞれ対策本部会議を開いて、重点措置の適用にあわせて講じる対策について決定する方針です。
【「基本的対処方針」も変更】
政府は、７日の決定に伴い、新型コロナウイルス対策の「基本的対処方針」も変更しました。
重点措置の対象地域では、▼飲食店に、営業時間を午後８時までに短縮するよう要請するとともに、地域の感染状況に応じて、知事の判断で、利用者による持ち込みを含め酒類の提供を行わないよう要請するとしています。
また、▼百貨店など、建物の床面積の合計が１０００平方メートルを超える大規模な施設について、営業時間を午後８時までに短縮するよう要請するほか、▼交通事業者に対し、終電の繰り上げや、主要ターミナルでの検温の実施など、必要な協力の依頼を行うとしています。
さらに、▼イベントでは、人数の上限を５０００人とするなど要件を設定したうえでそれに沿った開催を要請するなどとしています。
からの記事と詳細 ( 札幌で感染拡大 政府「まん延防止措置」９日から北海道に適用｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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