Wednesday, May 12, 2021

五輪・パラ会場 仮設観客席など整備 ほぼ計画通り完了へ|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

terasibon.blogspot.com

東京オリンピック・パラリンピックの開幕まで2か月余りとなり、13日からは新たに建設された仮設の会場で、スケートボードなどのテスト大会が開かれます。
大会の延期に伴う仮設設備の追加費用は合計で730億円と見込まれていて、観客の扱いが決まらない中、観客席などの整備はほぼ当初の計画通り完了に近づいています。

東京オリンピック・パラリンピックの競技会場では、観客数も含めて新型コロナウイルスの感染拡大前の計画通り運営できるよう、43の施設で仮設の観客席などの工事が進められています。
このうち江東区の「有明アーバンスポーツパーク」では、7000人を収容できる仮設のスタンドなどがほぼ完成し、13日と14日はスケートボードの、17日には自転車BMXフリースタイルのテスト大会が開かれます。
また、同じ江東区の「青海アーバンスポーツパーク」では、8000人収容の仮設のスタンドなどが整備され、14日から3日間、バスケットボールの3x3のテスト大会が開かれます。
東京オリンピック・パラリンピックの仮設設備にかかる費用は、延期前は3160億円とされていましたが、延期に伴って、いったん建設した設備を安全のために撤去し改めて建設することなどが必要になり、追加で730億円がかかる見通しとなっています。
観客の扱いの判断は来月に先送りされ、大会の開催には賛否もありますが、会場の準備はどのような決定にも対応できることを前提としてほぼ当初の計画通り整備され、完了に近づいています。
大会組織委員会は「この夏の安全安心な大会開催に向けて支障のないよう引き続き準備を進める」としています。

競技会場で進む仮設設備の工事について、周辺に住む人たちに聞きました。
70代の女性は「コロナ禍の中で、観客を入れた大会は難しいと思うので、こうした工事は無駄遣いになっているのではないでしょうか」と話していました。
また別の70代の女性は「大会の後の施設のあり方なども含め、オリンピックのお金の使い方をしっかり検証してもらいたいです」と話していました。
一方、60代の男性は「工事を始めてからすごい早さで作られ、完成に近づいているので、驚きました。大会延期に伴う追加費用はしかたがないと思いますし、せっかく作った施設なのでオリンピックはやってもらいたいです」と話していました。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 五輪・パラ会場 仮設観客席など整備 ほぼ計画通り完了へ|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB )
https://ift.tt/3ocPoyy
Share:

0 Comments:

Post a Comment