Tuesday, May 11, 2021

会津若松市と良品計画、地域活性化で協定へ 6次化商品開発など - 福島民友

terasibon.blogspot.com

 会津若松市は20日、「無印良品」を展開する良品計画と地域活性化を目的とした協定を結ぶ。中心市街地に人の流れを呼び込む空間づくりや中山間地域での農業体験、6次化商品の開発などを見据えて商業、農業分野などで幅広く連携する。

 良品計画はこれまでにも全国各地の自治体と連携し、地域商社の設立などを通じて地域課題の解決に取り組んできた。県内では浪江町と協定を結び、3月に「道の駅なみえ」のグランドオープンに合わせ無印良品を出店した実績がある。

 会津若松市との連携では、中心市街地に人の流れが戻るような取り組みを軸に展開する。中でも、若年層や子育て世代が中心市街地に足を運ぶ機会が増えるように、人が集まる拠点づくりについて検討を進める。良品計画のノウハウを生かし、市外からの誘客も視野に入れる。

 中山間地域では、公共交通や物流の利便性の向上などを目指す。良品計画がフィンランドの自動運転バスの車体デザインに関わった経験を踏まえ、地域全体の交通体系を整備する。移動販売車の導入など、高齢者や車を持っていない人の買い物環境の改善にもつなげていく。また、農業分野については、規格外の野菜などの活用、隠れた地域資源の掘り起こしを進める。市は「良品計画にはブランド力がある。良品計画、地域住民と共に、一歩ずつ着実に地域課題を解決していきたい」と期待感を示している。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 会津若松市と良品計画、地域活性化で協定へ 6次化商品開発など - 福島民友 )
https://ift.tt/3bgOlIA
Share:

0 Comments:

Post a Comment