Sunday, April 12, 2020

安川電1カ月ぶり高値、3-5月期営業益計画は予想以上とアナリスト - ブルームバーグ

安川電機株が1カ月ぶりの高値を付けた。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を見込み、3-5月期(第1四半期)の売上高予想は前年同期比14%減の925億円、営業利益は44%減の40億円と計画したが、アナリストの間では想定以上との見方が出ている。

  13日の日本株市場で、株価は一時前週末比5.6%高の3220円と6営業日続伸。3月6日以来の高値水準に戻した。

  SMBC日興証券の大内卓アナリストはリポートで、3-5月期の営業利益計画は「弊社予想に比べ高水準」と指摘。中国経済活動の回復に伴う工場稼働率の改善や経費削減の徹底方針に加え、中国では新型コロナの影響が緩和し、後ろ倒しになっていた売り上げが計上されることも要因と分析した。

安川電機株の年初来推移

  安川電によると、10日に公表した第1四半期の予想は顧客の工場稼働の悪化リスクを想定した半面、中国のサプライチェーン(供給網)正常化や半導体向けACサーボモーターの受注に回復が見られるとしている。四半期の売上高水準としては2016年度第1四半期以来、4年ぶりの低さとなる。

  一方、新型コロナの影響で設備投資動向が不透明だとし、今期(21年2月期)業績と配当計画の公表については見送った。

  19年12月ー20年2月期(第4四半期)の連結営業利益は前年同期比31%減の56億円となり、市場予想(35億円)は上回った。米中貿易摩擦の長期化による悪影響が続く中、期末にかけ新型コロナの感染拡大で総じて厳しい状況になった。

  通期の営業利益は前の期に比べ55%減の223億円と、事前計画(250億円)には届かなかった。セグメント別では工場設備向けACサーボモーターを含むモーションコントロール事業、ロボット事業がともに減収減益で、構造改革が進んだシステムエンジニアリング事業は増収・黒字転換した。

  同社の決算発表は主要製造業企業の中では1カ月近く早く、投資家の間では先行指標として位置付けられている。

Opening Day of The Robot Development and Application Expo

安川電のロボット

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