Wednesday, April 29, 2020

【新型コロナ】米、ワクチン早期開発へ総動員計画-治療薬に光明 - ブルームバーグ

トランプ米政権は新型コロナウイルスワクチンの迅速な開発に向け、第2次世界大戦時の原子爆弾開発プロジェクト「マンハッタン計画」のように官民を総動員する「 オペレーション・ワープ・スピード(超高速作戦)」を計画している。

  同プロジェクトは年内に米国民の大半に十分なワクチンを提供することを目指す。事情に詳しい関係者2人によると、民間の製薬会社と政府省庁、軍が共同で取り組むことによって、ワクチン開発に要する時間を最大8カ月短縮しようとしている。政府当局者によれば、来年1月までに3億人分のワクチン提供を可能にする計画。

  米ギリアド・サイエンシズは29日、同社の抗ウイルス治験薬レムデシビルが、新型コロナウイルス感染症(COVID19)治療での有効性を調べる米国の臨床試験で患者のより早期の回復を促したと発表した。初めての有効なCOVID19治療薬が生まれる可能性がある。

  1-3月(第1四半期)の米経済成長は、四半期ベースで2014年以来のマイナスとなった。米株は1-3月期の実質国内総生産(GDP)速報値が前期比年率4.8%減となったことにもかかわらず、レムデシビルの臨床試験結果などが好感され上昇した。

  新型コロナの感染拡大の中心地である米国の感染者数は2.7%増加し、103万人となった。増加率はこの1週間の平均の3%を下回った。米ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグ・ニュースの集計データで明らかになった。

  同集計データによると、世界の新型コロナ感染者は310万人を超え、死者は22万4000人を上回った。

  米国で感染拡大が最も深刻なニューヨーク州の感染による死者数は4日連続で減少したが、新たな入院者数は若干増加した。同州のクオモ知事は、一部地域の経済活動再開に動くのに当たり、新型コロナ検査の件数を1日当たり3万件に増やすと述べた。ニューヨーク市のデブラシオ市長は、医療関係者や救急隊員など15万人余りを対象に新型コロナの抗体検査を行う方針を示した。

  フランスとスペインは経済活動再開に向け、慎重な措置を講じた。ドイツでは政府がさらなる制限解除を検討する中にあって、新規感染者が3日ぶりに増加した。

  ポンペオ米国務長官は、世界に広まった新型コロナの発生源について中国は情報を隠しており、世界に脅威を及ぼしていると非難した。

  米航空機メーカーのボーイングは人員と生産の大幅削減を明らかにした。航空業界が史上最悪の低迷に見舞われ、航空機市場が縮小している現状に対応する。

原題: U.S. Cases Rise 2.7%, Below Past Week’s 3% Average: Virus Update(抜粋)

Trump’s ‘Operation Warp Speed’ Aims to Rush Coronavirus Vaccine(抜粋)

Let's block ads! (Why?)



"計画" - Google ニュース
April 30, 2020 at 05:03AM
https://ift.tt/2VPyUj6

【新型コロナ】米、ワクチン早期開発へ総動員計画-治療薬に光明 - ブルームバーグ
"計画" - Google ニュース
https://ift.tt/2RKVlEs
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Share:

0 Comments:

Post a Comment