Sunday, April 26, 2020

走快 茶の湯巡り 会社社長が計画 5キロ 8スポット - 中日新聞

「茶の湯ラン」のコースに組み込む予定の龍国寺を見学する山岸晋作さん。後ろの建物は茶室=金沢市東山で

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 金沢市内で、茶室や寺など茶の湯にゆかりのあるスポットを巡るランニングイベント「茶の湯ラン」が計画されている。企画したのは、マラソンと茶道を趣味とする家具販売会社「山岸製作所」社長の山岸晋作さん(47)。金沢に根付く茶道文化と、金沢マラソンに代表されるスポーツ文化を組み合わせることで、街の奥深さを味わい尽くす機会になりそうだ。(高橋雪花)

 コースは、茶道裏千家を創始した仙叟宗室(せんそうそうしつ)の墓がある月心寺(山の上町)から観音町一までの約五キロ。山岸さんがガイド役となり、加賀友禅の創始者とされる宮崎友禅斎の墓がある龍国寺(東山)や、釜師宮崎寒雉(かんち)さんの工房(彦三町)など八カ所を巡る。大樋美術館(橋場町)や茶室「好古庵(こうこあん)」(大手町)は、裏千家今日庵業躰(こんにちあんぎょうてい)の奈良宗久(そうきゅう)さんが案内する。途中には茶席も設ける予定だ。

 山岸さんは市民ランナー歴七年で、金沢マラソンには過去五回全て出場している。一方、茶道も二年前から趣味で続け、奈良さんから指導を受けている。

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 企画のきっかけは、近所でランニングをしていた際、茶の湯に関係する場所が多いと気付いたこと。自ら走って巡ったルートや訪れた場所の写真を会員制交流サイト(SNS)の「フェイスブック」に投稿すると、友人から「面白そう」と好感触を得た。

 当初は十二日に開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期に。今後の動向次第だが、早ければ六月ごろの開催を目指している。山岸さんは「走った方がお茶も甘い物もおいしく感じるのでは」と参加の醍醐味(だいごみ)を語る。「金沢には小さな範囲の中にこれだけキラキラした場所がたくさんある。その面白さを感じてほしい」と呼び掛けている。

 参加希望者は山岸製作所=電076(252)5121=へ。

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April 27, 2020 at 03:08AM
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