町田市の芹ケ谷(せりがや)公園再整備計画について考える市民シンポジウムが十三日、園内の市立国際版画美術館で開かれ、約百人が参加した。市民団体「芹ケ谷公園と周辺地域の環境を考える会」が企画。一カ月半に一度、シンポジウムを開催し、市に計画の見直しを求めていく方針を確認した。
市は二〇一六年度に芹ケ谷公園と版画美術館を再整備する基本計画を策定し、二五年度の完成を目指している。市民団体は、現在の計画は市民の意見が十分に反映されていないとして有志が結成した。
シンポジウムでは、版画美術館を設計した地元の建築家大宇根(おおうね)弘司さん、「芹ケ谷の自然と絆を育む会」事務局長で考える会代表の草柳二郎さん、周辺住民でつくる「原町田四丁目第二地区街づくりの会」メンバーの土屋利之さんが意見交換。版画美術館と連結させて国際工芸美術館(仮称)を建設する計画の見直しや、自然環境や景観の保全を図りながら再整備する必要性を訴えた。(服部展和)
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