Thursday, May 6, 2021

EXCLUSIVE-中国、キリバスで滑走路改修を計画 米国とアジアの中間地点 - ロイター

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[シドニー 5日 ロイター] - 2019年に台湾と断交し中国と国交を樹立した中部太平洋の島しょ国キリバスで、中国が第2次世界大戦で米軍に使われた仮設滑走路や橋の改修を計画している。計画を懸念する野党議員がロイターに明らかにした。

計画されているカントン島は、米軍が基地を置くハワイから約3000キロ南西に位置し、アジアと米州の戦略的な中間地点となる。中国が同島で設備を増強すれば、大戦後、米国やその同盟国が密接なつながりを維持してきた領域に中国が深く食い込む足がかりになる。

同議員は、計画が中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の一環なのかを知りたいと表明。「キリバス政府は費用など詳細を明らかにしていない。実行可能性調査をすると言っているだけだ」と述べ、野党として政府からもっと情報を求める考えを示した。

キリバス大統領府は取材に返答していない。中国外務省からも質問の回答はまだない。

中国との国交樹立を主導したマーマウ大統領はその後、接戦の末に再選されている。

カントン島はかつて米国が駐留し、ミサイル追跡の拠点としていた。大戦中には2キロ近い仮設滑走路が米軍の長距離爆撃機を受け入れていた。

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