新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、神奈川県はＰＣＲ検査に必要な検体を採取する検査場を、県内に２０か所程度を目指して設置していく方針を明らかにしました。
神奈川県では感染拡大に伴う医療崩壊を防ぐため、重症から軽症、無症状まで患者の状態に応じて、高度医療機関、事前に指定した重点医療機関、それに宿泊施設などで受け入れる独自の医療体制を整えています。
１７日臨時の会見を開いた黒岩知事は、この体制に加え、各地の医療機関が担っているＰＣＲ検査に必要な検体の採取を集中的に行う「検査場」を、地域ごとに２０か所程度を目指して新たに設置していく方針を明らかにしました。
このうち横須賀市は来週にも開設することを明らかにしています。
また、検査結果が判明するまで１日から数日かかっているものの感染が疑われる人が待機できる場所がないことから、こうした人を受け入れる医療機関を新たに協力病院として指定することにしたということです。
このほか、今月２０日から横浜市の大規模ホテルで軽症者などの受け入れが始まることから、搬送や運営に携わってもらうため自衛隊に災害派遣要請を行ったことも明らかにしました。
黒岩知事は「医療崩壊と感染拡大を防ぐ取り組みをより強固に進めていきたい」と強調していました。
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April 17, 2020 at 06:37PM
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神奈川県が検査場２０か所設置へ｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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