南房総市は11日、令和5年から5年間を期間とする「第2次総合計画」の後期基本計画の策定に向け、「市総合計画審議会」の第1回会議を同市役所別館1大会議室で開いた。市長の諮問機関で、委員となる16人に委嘱状が交付された他、今後のスケジュールや策定に当たっての考え方などを確認した。
総合計画は、市にとっての最上位の方針で、計画期間10年間の基本構想と、5年ごとに見直す具体的な基本計画で構成。第2次総合計画は基本構想が平成30年度~令和9年度が期間。「ひと・ゆめ・みらい地域で創る魅力の郷南房総」を将来像に、6つの基本目標のもと、目指すまちづくりに向けた取り組みが実施されている。
前期基本計画が令和4年度で終了することから、5年度からの5年間を期間とする後期基本計画を策定するため、審議会を開いた。
この日の審議会では、委員となる地域住民代表、公共的団体の役職員、学識経験者、市議会議員の16人に石井裕市長から委嘱状が交付された。会長には千葉工業大学教授の鎌田元弘氏、副会長には市議会議員の飯田彰一氏が選任された。
石井市長は「急激な人口減少を和らげ、地域経済の活性化を図り、持続可能なまちづくりを確立するために、市民、行政がともに手を携え、ともに考え、ともに行動するまちづくりを推進していきたい。計画策定に当たり、専門的な知見や市民生活に身近な立場から、忌憚(きたん)のない意見、提言をお願いします」と、委員らに呼び掛けた。
この後、後期基本計画の策定方針や策定に向けた調査、前期基本計画と第2期総合戦略の進捗(しんちょく)状況をもとに、策定に向けて意見や提案を行った。
来年中の策定を目指して会議が重ねられ、次回の審議会は3月上旬に開かれる。
委嘱された委員は次のとおり。=敬称略 ▽地域住民代表=青木文仁郎、芳賀裕 ▽公共的団体の役職員=羽山綾子、押元麻衣、川名三雄 ▽学識経験者=鎌田元弘、出川貴章、関和則、鈴木貴、武田由美、藤井美津子、白井健、岡本秀和、石井美智代 ▽市議会議員=飯田彰一、阿部美津江
房日新聞
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