Sunday, November 21, 2021

馬毛島基地計画 塩田知事「住民の判断材料まだ不十分」「県の考え 県民の安心安全の観点で」 鹿児島県が地元で対話 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

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馬毛島

馬毛島

 鹿児島県の塩田康一知事は20、21の両日、県民と直接意見を交わす「ふれあい対話」を熊毛地区1市3町で開いた。馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を抱える西之表市で、防衛省の進め方に対する考えを問われ、「まずは住民の判断材料を示す必要がある。説明はまだ十分でない」と答えた。

 同市の2人が馬毛島を取り上げた。知事の立ち位置が分からないとの指摘に「環境影響評価などで生活への影響を明らかにした上で地元の議論を聞き、県の考え方を整理する」と説明。「安全保障は国の専管事項だが、県民の安心安全の観点から県の考えを言う必要がある」とも述べた。

 このほか種子島ではサツマイモ基腐(もとぐされ)病の対策強化を求める声、ガソリン価格高騰や医療・福祉分野の人材確保といった離島ならではの悩みが相次いだ。

 基腐病対策で、種芋を蒸熱処理し殺菌する施設の整備方針を紹介。ガソリン価格については「政府の元売り補助が末端価格にどう反映されるかを見なければ」とした。

 屋久島町では、新型コロナウイルスの感染者情報を保健所と医療福祉関係者が共有できる仕組みを求められ、「現場と打ち合わせて整理する」と答えた。

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