
馬毛島
県は同日、防衛省に「公告前にアセス結果など住民の判断材料が示されるべきだ。了承しかねる」と再度伝えた。西之表市は取材に「承服できない。防衛省への抗議を含め、今後の対応を検討している」とした。
九州防衛局ホームページに掲載された公告によると、発注するのは生コンプラント3基と、約1000トンを備蓄できるセメント備蓄サイロ3基、砂利を作る砕石プラント4基の製作・設置工事。土地の造成なども含む費用総額は約170億円と見積もる。12月7日まで参加業者を募り、来年1月17日に開札予定。
防衛省によると、受注業者決定後、施設の設計や部品製作を島外で進める。島への運搬や組み立て、設置はアセスの最終的な結果を記した「評価書」公告後に実施するとしている。
防衛省は「プラントの設計から設置まで一連の発注ではあるが、島内作業はアセス後に行う。可能な限り速やかに施設整備に着手できるよう準備を進めるためで、県や市と意思疎通を続けながら理解を得る努力をする」と説明した。
同省は今年1月、島内の外周道路工事や、基地施設の具体的な設計に当たる「詳細検討」の入札を公告し、業者を選定した。道路は未着工、詳細検討は進めている。
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