
三重県は12日の県議会全員協議会で、県の10年先を見据えた長期計画「強じんな美し国ビジョンみえ」(仮称)を策定することを明らかにした。有識者への意見聴取などを経て、来年6月にも策定する方針。 県によると、長期計画は災害リスクや経済の動向、人口減少などの社会情勢を整理し、政策の方向性を記述する。「県民が元気に、かつ安全・安心に暮らせる持続可能な地域づくりを目指す」としている。 現行の長期計画「みえ県民力ビジョン」の第3次行動計画は、令和5年度末で期限を迎える。名称を含めた長期計画の全面的な見直しは、知事の交代に伴う行政の刷新をアピールする狙いがあるとみられる。 一方、一見勝之知事は就任の記者会見で、県の5年先を見据えた「みえ元気プラン」(仮称)を策定する方針を示していた。元気プランは長期計画の基本理念を実現するための中期計画と位置付ける方針。 また、県政運営の方向性を年度ごとに示した「経営方針」についても「行政展開方針」と改称した上で、令和4年度の暫定版を公表した。経営方針は鈴木英敬前知事就任の翌年度に当たる平成24年度から策定していた。 一見知事はこの日の全協で、経営方針の改称について「私が提案した」と明かした上で「経営方針の名称は稼ぐことや収益を上げることに特化してしまう可能性があるとの危惧を抱いていた」と説明した。
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