［２０日 ロイター］ - 米フェイスブックは来週、社名の変更を計画している。ニュースサイト「ザ・バージ」が１９日、関係筋の話として報じた。
マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者（ＣＥＯ）が、１０月２８日に開催される同社の年次開発者会議「コネクト」で社名変更について語る予定だが、さらに早く発表される可能性もあるという。
この報道に関して、フェイスブックは「うわさや憶測」にはコメントしないとした。
同報道によると、フェイスブックは社名変更により、同名のソーシャルメディアサービスを「インスタグラム」「ワッツアップ」「オキュラス」など他の多くのサービスとともに親会社の傘下に置くことになる。
米ハイテク業界ではサービスの拡充に向けて企業が社名を変更することは珍しくない。
グーグルは２０１５年、検索・広告分野以外への事業拡大に向け、持ち株会社アルファベットを設立した。
バージによると、フェイスブックの社名変更は「メタバース（巨大仮想現実空間）」の構築に注力する同社の動きを反映するものにもなる。
また、新たな社名は「ホライゾン」に関連したものになる可能性があるという。フェイスブックは最近、ＶＲ（仮想現実）ゲームプラットフォームの名称を「ホライゾン」から「ホライゾン・ワールズ」に変更した。
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