
県教育委員会は今月までの策定を目指していた県立高校の再編計画について、新型コロナウイルスの影響で追加の地区懇談会の日程が遅れたことなどから、策定は11月以降になるという見通しを明らかにしました。
県教育委員会は、県立高校の再編を再来年度からの5年間で進めるため、7月、統合や学級数の削減を検討する再編計画案を公表し、今月までの計画策定を目指していました。
6日、県教育委員会の定例会が開かれ、県の和嶋延寿教育長から、新型コロナの影響で追加の地区懇談会の日程が遅れたことなどから計画の策定は11月以降になるという見通しが示されました。
追加の地区懇談会は、西北地区が今月16日に、東青地区と下北地区が今月17日に開催される予定で、この結果などを踏まえ、改めて計画の策定を目指すということです。
このあと教育委員との意見交換が行われ、統合案が示されている青森市の浪岡高校については、委員から、「浪岡高校は地域にとって重要な役割を果たしていて、地域住民は高校がなくなることでまちづくりに支障をきたすと考えている」とか、「さまざまな意見や追加の地区懇談会の意見を真摯(しんし)に受け止めて、多角的な視点から改めて議論していく必要がある」などの意見が出されました。
また、むつ工業高校との統合案が示されている、むつ市の大湊高校については、「総合学科と工業科を併設することで子どもたちにどのような影響が出るかなど、他県の事例を踏まえながら議論していく必要がある」といった意見が出されていました。
からの記事と詳細 ( 県立高校の再編計画策定は11月以降に コロナ影響で遅れ|NHK 青森県のニュース - NHK NEWS WEB )
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