Saturday, April 11, 2020

里帰りまで“柵入り娘” 大町市保存計画のトロバス - 中日新聞

周囲に柵が設けられたトロリーバス=富山県高岡市で(大町市提供)

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 立山黒部アルペンルートを走っていた関電トンネルトロリーバス(トロバス)で現存する一台の保存を決めた大町市は、富山県高岡市内の解体業者の元にあるバスの周りに柵を設けた。大町市が保存に向けて実施したクラウドファンディング(CF)を通じてバスの存在が知られるようになったことから、市内に移送するまで無事に保つため。

 市によると、業者から「バスへの注目が高まっている。部品の盗難などを防ぐため、何かした方がいい」と連絡があり、対策を講じた。市職員が十日、現地でバスの周りをバリケードとビニールテープで囲った。車体は夏に現地で「里帰り」の出発式を開いた後、大町市に運ぶ。市内での設置場所は検討中。

 市はバスの買い取りや輸送費として百八十万円を目標に三月十日にCFを開始。達成しなければ保存を断念することにしていたが、三日目に達成した。その後も金額は増え続け、十日夕時点で三百五十八人が計四百七十六万円を寄付した。目標を超えた分は補修などに役立てる。CFは三十日まで実施している。

 (日下部弘太)

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