Friday, April 10, 2020

また国に土地取られる ダム計画、抗う理由は戦時の記憶 - 朝日新聞デジタル

岐路に立つ長崎・石木ダム②

 長崎県川棚(かわたな)町を流れる石木(いしき)川は、せせらぎという表現がふさわしい小さな流れだ。暖冬で初鳴きが早かったウグイスの声と、重機の音が低い山々にこだまする。

 流れを見下ろす高台では連日、川原(こうばる)集落の住民や支援者20~30人が石木ダム建設に抗議する座り込みを続けている。

拡大する写真・図版トタンぶきの「ダム小屋」に杖をつきながら通う(左から)松本マツと岩永サカエ=2019年9月30日、長崎県川棚町、吉本美奈子撮影

 2010年3月、ダム建設で水没する県道の付け替え道路着工を機に始まった。数度の工事中断を経て16年7月からいまも続く座り込みは3月9日、土日などを除き連続800日に達した。

 現役世代は仕事に出るため60~70代が中心。35度前後の炎天下でも、雪が舞う中でも休まない。通院や畑仕事は合間にこなす日々だ。他方、県は迂回(うかい)路を造って工事を進めている。

 初雪の日は近くで切り出した木をくべて暖をとり、イノシシの肉を焼いて食べた。その姿を、県職員が遠巻きに監視していた。

■「土地は命。2度も取られるわ…

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