[ロンドン 18日 ロイター] - 英国は18日、ロンドンと北部リーズを結ぶ高速鉄道区間建設計画を縮小した。ロンドンとイングランド北部を結ぶ高速鉄道「HS2」の一部となる予定だったが、ジョンソン首相が地域格差是正に掲げた公約に逆行するとの批判が出ている。
総工費960億ポンド(1295億1000万ドル)のHS2計画は、イングランド中部や北部を開発が進んだ南東部と結ぶ主要手段として2009年に計画が始まった。ジョンソン首相は昨年2月に計画を承認した。
しかし、シャップス運輸相はこの日、Y字型の鉄道網の片側を短縮し、既存路線を強化する新案を発表。この計画の方が早期に実現可能で、他の地域の移動時間短縮効果が高いと説明した。
野党労働党は計画変更について、ジョンソン政権が地域格差是正の公約を「撤回した」ことを意味すると反発している。この計画は19年総選挙で主要公約として掲げられ、首相はこれにより伝統的に労働党が強いイングランド北部の多くの地域で勝利した。
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