
福島テレビ
JR東日本は現在、磐越西線の会津若松駅~喜多方駅の区間で「非電化」を計画し、 電車の代わりにエンジンで走行する気動車を走らせることを検討している。 これに対し、今年8月、会津地方の市町村長などで構成する会津総合開発協議会が磐越西線の非電化の撤回を求め、県に要望書を手渡した。 JR東日本が「非電化」を計画する理由の1つが利用客の減少。昨年度の会津若松駅~喜多方駅間の1日あたりの利用客は平均約1500人となっていて、今後も人口減少などにより見通しが厳しいことから、電力設備の管理費用などを削減し、気動車に切り替えることで列車の運行を持続させたい考えだ。 喜多方市の遠藤市長は「非電化になると、必ず会津若松駅で乗り換えになる。そうなれば利便性が非常い悪くなると同時に、会津全域で観光・集客活動にも影響していく。産業の活力低下にもつながる」として「非電化については撤回してもらいたい」と話す。 JR喜多方駅前で観光客を受け入れてきた甲斐商店の甲斐修一社長は「残念ですけれども、近々の乗り降りを見ていますと、いよいよその話が出たのかなと思ってショックを受けている」として、非電化をきっかけに利用客がさらに減り、駅員がいない無人駅化や設備の縮小などにつながらないか懸念している。 地元自治体との話し合いを進めるとするJR東日本に対し、会津総合開発協議会は10月4日に計画の撤回を求める要望書を提出することにしている。
からの記事と詳細 ( JR磐越西線の一部「非電化」計画 会津地方の自治体は撤回求める(福島テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3osGCOV
0 Comments:
Post a Comment