原発を将来にわたってどう活用していくのか。国の中長期的なエネルギー政策の方向性を示す第6次エネルギー基本計画では、原発の新増設やリプレース(建て替え)が明記されず、原発の将来像についての判断は先送りされた。将来展望が見えない中で、国内の原発関連企業の撤退が静かに進む。思考停止ともいえる原子力政策の陰で、技術の維持・継承が大きな課題となりつつある。
相次ぎ撤退・廃業
三菱重工業、日立製作所、東芝。日本ではこのプラントメーカー3社を頂点に、長年にわたって原発関連技術を蓄積してきた。原発の部品は高温・高圧・高放射性という特殊環境に耐えられる品質を求められるが、昭和50年代以降に運転を開始した原発の多くで国産化率は90%を超える。
からの記事と詳細 ( 【経済プリズム】「エネ基本計画」 思考停止の原発政策 失われる技術の維持・継承 経済部編集委員・高橋俊一 - 産経ニュース )
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