日本経済新聞等の新聞各社は9月29日未明、NTTがグループ会社のNTTドコモを完全子会社化する意向だと報じています。
TOBで株式取得か
現在、NTTドコモの株式については、親会社のNTTが発行済株式の64.10%を保有しており、残りの3割強は市場を通じて一般株主が保有しています。
日経新聞によるとNTTは株式公開買付け(TOB)で残りの株式を取得する考えで、買収額は4兆円規模で過去最大規模となる可能性があります。
時事通信によると、NTTは完全子会社化による経営効率化により、携帯料金の引き下げを強化するほか、5Gへの投資を加速させたい考えです。
BloombergはNTTおよびNTTドコモに取材していますが、両社の広報担当者は「コメントを差し控える」とし、明確な言及を避けています。
毎日新聞は、今週の取締役会で決定する見通しだと報じており、近日中に正式に発表される可能性があります。
なお、NTTの筆頭株主は日本政府(財務大臣)となっており、菅首相は総裁選立候補時から携帯料金値下げを主要政策として掲げています。
Source:日本経済新聞, 時事通信, 毎日新聞, Bloomberg, NTTドコモ株主構成, NTT株式の概要
(seng)
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