毎月1万6610円の国民年金保険料(令和3年度)は、決して小さい金額ではないと思いますが、前払いをすることで割引が適用されるのをご存じでしょうか。 本記事では、国民年金保険料の前納による割引制度について解説します。
国民年金保険料の割引制度
令和3年度の国民年金保険料は月1万6610円で、令和4年度は1万6590円になる予定です。令和3年度分を合計した年額は19万9320円と、かなりの金額です。 しかし、前納によって保険料が割引となる制度があるため、それを活用して負担軽減につなげることができます。割引が大きい順に納付方法を並べると、以下のとおりです。 1. 口座振替前納(2年、1年、6ヶ月) 2. 現金・クレジットカード払い前納(2年、1年、6ヶ月) 3. 口座振替早割 では、令和3年度の割引制度を例に具体的に見ていきましょう。 <口座振替前納> 口座振替による前納が、最も割引が大きい納付方法です。2年、1年、6ヶ月分の保険料をまとめて前納することで、令和3年度の場合は下表の額に割引となっています。
※比較の基となる年金保険料は6ヶ月分が9万9660円、1年分が19万9320円、2年分(令和3年度+令和4年度)は39万8400円 ※年金保険料は年度単位で変わる場合があり、それに応じて割引額も変動します ※筆者作成 <現金・クレジットカード払い前納> 次に割引が大きい納付方法が、現金またはクレジットカード払いでの前納です。
※比較の基となる年金保険料は6ヶ月分が9万9660円、1年分が19万9320円、2年分(令和3年度+令和4年度)は39万8400円 ※年金保険料は年度単位で変わる場合があり、それに応じて割引額も変動します ※筆者作成 <口座振替早割> 通常の納付期限(翌月末の引き落とし)より1ヶ月早く口座から振替することで、保険料が割引となる早割も利用できます。前納と比べて割引率は高くありませんが、少しでも負担を軽減したい場合はこちらも選択肢となります。
からの記事と詳細 ( 国民年金のおトクな納め方。割引が1番大きいのはどんな方法?(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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